お知らせ
教室の大学院生 尤 曉琳(平成30年卒)が第一著者の、“Immunogenicity of Neoantigens in Colorectal Cancer: Potential Influence of Tumor Mutation Burden, Stages, and Metastasis”がAnticancer Research誌に採択されました。大腸癌においてWhole Exome sequence及びRNA sequence、HLA結合予測を用いて同定したネオアンチゲンの免疫原性が、腫瘍変異負荷(TMB)および腫瘍進行度と関連することを明らかにしました。さらに、転移性大腸癌では原発巣と転移巣でネオアンチゲンの抗原性に違いがあることも示されています。
近年注目されている個別化がん免疫療法としてのネオアンチゲンに関して、抗原性の違いを考慮したネオアンチゲンの選定や、低免疫原性を示すネオアンチゲンの免疫原性向上についても考察しています。
ぜひ、ご一読ください!