学生・研修医の皆様へ初期臨床研修

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初期臨床研修

当科での初期臨床研修を考えている方へ

当科は、山口大学附属病院で、消化器外科(上部消化管外科、下部消化管外科、肝胆膵外科)と乳腺・内分泌外科を担当し、手術・化学療法を含めた集学的治療を行っています。

診療基本理念

消化器外科および乳腺・内分泌外科領域における高度な外科診療を遂行し、各種疾患の根治あるいは治療成績の向上に努めるとともに、専門的技術と知識の習得に努め、地域のみならず国民の医療に貢献することを基本理念としています。

当科の研修の特徴

当科では早期(医学部2年生)から基本的な外科手技の実習が始まり、臨床実習(医学部5-6年生)、臨床研修(医師1-5年目)、サブスペシャリティ研修(医師6年目以降)のそれぞれの期間に対応した継続的な外科教育を行っています。

外科修練・トレーニングのタイミング

外科修練・トレーニングのタイミング

当科の学生、若手医師に対する外科教育

当科の学生、若手医師に対する外科教育

取得可能な認定医・専門医

取得可能な認定医・専門医

  1. 日本外科学会専門医
  2. 日本消化器外科学会専門医
  3. 食道外科専門医
  4. 大腸肛門病学会専門医
  5. 肝胆膵外科高度技能指導医
  6. 内視鏡外科技術認定医
  7. 乳腺専門医
  8. がん薬物療法専門医
  9. がん治療認定医
  10. 検診マンモグラフィ読影認定医

など

研修目標・内容

手術器具の使用や結紮など外科基本手技の会得を目標にします。
胃がん・大腸がん・乳がんなどの悪性疾患や胆石症やヘルニアなどの良性疾患の手術助手を経験します。外科医を目指す研修医の方には胆石症やヘルニアなどの低難度手術を執刀医として経験します。
また、手術だけではなく、各専門診療グループ(上部消化管、下部消化管、肝胆膵、乳腺・内分泌、化学療法)をローテートしていただき、各領域の術前・術後管理を経験します。

研修医の1週間

当科は月・水・木曜日が手術日です。当科の研修ではなるべく多くの経験をしてもらいたいので、手術日は基本的には手術に入ってもらいます。火・金曜日はカンファレンスと外来診療、病棟業務や検査などを経験してもらいます。

また、当直は基本的にはありませんが、指導医の下での緊急対応ならびに緊急手術には積極的に参加してもらいます。緊急対応は大変ですが、我々外科医しかできない対応もあり、やりがいのある仕事です。

手術→病棟業務
カンファレンス→外来→検査・病棟業務
手術→病棟業務
手術→病棟業務
総回診→外来→検査・病棟業務
土/日 随時病棟業務

初期臨床研修のローテート案・外科医を目指す方へ

4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月
内科 救急 麻酔科 小児科 産婦人科 精神科 地域医療 外科 第2外科
内科必修24週 救急必修12週(うち麻酔科4週可) 必修それぞれ4週以上 選択
4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月
外科 麻酔科(ICU含む) 外科
選択48週

1年目は必修科目が多いので、必修科目の経験を十分に積みましょう。2年目は選択科目なので興味のある診療科を選びます。2年目の臨床研修においては診療科の枠を超えて、第1外科、第2外科を相互に研修することも可能です。

また、研修協力病院として、
外科研修については、関門医療センター、下関医療センター、徳山中央病院、宇部興産中央病院、小郡第一総合病院、小倉記念病院から、地域医療については、小野田赤十字病院、美祢市立病院、美祢市立美東病院、下関市立済生会豊浦病院、都志見病院、阿知須共立病院での研修も可能です。

指導医からのコメント

山口大学附属病院では、各科ともに、優秀なスタッフが工夫を凝らした指導を行っており、充実した初期臨床研修が体験できます。希望そして夢を持って、飛び込んできてください。是非、皆さんの若い力で山口大学を盛り上げて行ってほしいと思います。
その中で、外科は、手術療法を中心に診断から治療まで一貫した研修ができる達成感のある領域です。

そして、何よりも外科の魅力は、「手術」と「DYNAMISM」です。
是非、山口で外科医を目指してください。
私たちは、若い先生たちが、これからの “山口”を、そして “日本”を支える外科医に育ってほしいと思っています。そのためであれば、教室員は少しでもみなさんの役に立てるように、精一杯の努力をします。かならず、一人前の外科医になれます!!
いや、なにがなんでも、してみせます!!
みなさんが、私たちの仲間になって一緒に仕事ができることを、心から楽しみにしています。

先輩研修医からのコメント

消化器・腫瘍外科 西田裕紀(平成28年卒)

消化器・腫瘍外科 西田裕紀(平成28年卒)

山口大学第二外科は消化器外科および乳腺・内分泌外科についてスペシャリストが揃っているため、各領域の質の高い医療に日々刺激を受けながら学ぶことができます。生体肝移植をはじめとする高難度手術からcommon diseaseまで幅広く手術症例が経験できることは非常に魅力的です。第二外科の先生方は例外なく教育熱心で、外科医になって日の浅い私にとって非常にありがたく、また頼もしく思っています。医局の雰囲気も非常に良く、医局旅行、野球大会、ゴルフコンペ、駅伝など、楽しいイベントも用意されているため、オンオフのついた外科医生活を送ることができています。

消化器・腫瘍外科医局員の大学卒業後の進路例

消化器・腫瘍外科医局員の大学卒業後の進路例

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