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平成28年03月24日、山口大学医学部消化器・腫瘍外科における「がんペプチド療法」の開始について。

更新日:2016.03.24

山口大学医学部消化器・腫瘍外科では、本年1月から、がんペプチド複合免疫療法の臨床試験①を開始しました。また、4月以降に新たに同様な臨床試験②を開始する予定です。

 

臨床試験①.他治療が無効となった食道がん、胃がん、大腸がん、肝細胞がん、膵がん、乳がん患者さんを対象とするペプチドワクチン+複合免疫療法(合計十数名を対象とする)

臨床試験②.他治療が無効となった大腸がん患者さんを対象とするペプチドワクチン+複合免疫療法(合計十数名を対象とする)

 

いずれの臨床試験でも、下記の条件を満たす患者さんを対象としています。よく読んで戴き、条件に当てはまるかどうかをご検討下さい。臨床試験ですので、条件に当てはまらない患者さんには一切投与することはできませんので、ご了承のほどをお願い致します。

 

1.対象疾患:食道がん、胃がん、大腸がん、肝細胞がん、膵がん、乳がん

              上記疾患であるかをご確認戴き、それ以外のがん腫である場合は、一切対象となりません。

 

2.対象:他の標準療法が全て無効となった患者さん

              上記のがんには、いわゆる「標準療法」というものがあり、標準療法は保険治療として認可されており、有効性が確立されています。一方、我々が行うペプチド療法は、安全性も有効性も確立されておらず、どのような副作用があるのかも分からず、果たして効果があるのかも不明です。ですから、標準療法が全て無効となった患者さんだけを対象としています。標準療法とは、各々のがんについて、一般的に有効とされ、行われている治療のことです。つまり、「主治医の先生から、あなたの治療はもうなくなりましたと言われた」、「通っている病院からもう治療を行う術がないと言われた」、「末期がんで緩和ケアだけをおこなっている、あるいは緩和ケアしかないと言われた」、等にあたる方が、「標準治療が全て無効」にあたります。それ以外の方は一切対象となりません

 

3.軽作業や日常生活が自力で行える方

              ペプチド療法は、投与したペプチドが直接がんに効くわけではなく、身体に備わっている免疫機構を活性化して初めて効果が発揮されます。また、免疫が活性化されるためには数ヶ月の時間が掛かります。また、ペプチドは毎週注射で投与する必要があります。従って、近隣にお住まいで、数ヶ月間にわたって通院が可能である方でなければ本治療を受けることができません。

 

4.下記事項をご了承いただける方

    このペプチド療法は、一定のヒト白血球型(HLA-A*2402, -A0201, -A0206)の方にのみ投与可能です(来院後検査致します)。従って、せっかく来院されても、これらの白血球型でない患者さんには投与できません。

 

上記に当てはまると思われる方は、別紙「本治療の選択基準」をプリントアウトして、「選択基準」に当てはまり「除外基準」にあたらないことを現在治療を受けている主治医(かかりつけ医)にご相談下さい。その上で、主治医(かかりつけ医)から紹介状を書いて戴き、病院を通して予約を取った上で来院して下さい。(患者さんを紹介していただく先生方へ   印刷→     「本治療の選択基準」

 

上記以外にご不明な点がございましたら、ワクチン専用ダイヤル 0836-22-2324 までご連絡ください。

                                                                 

 

 

 

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